う〜ん。『潜水服と蝶』はジュリアン・シュナーベル監督の監督賞受賞だけでした。これはめでたいながらも私一押しのマシュー・アマルリックが受賞なしってとこがちょっぴり残念です。でも、この映画がきっかけでどんどん味のある作品に出演する事が多くなるでしょう。それはとても嬉しいです。 さて、パルムドールとグランプリ作品については、本編を見てないのでなんとも言えないのですが、レビューを見た感じではちょっときつい内容だなーと思ったりします。。。 審査員賞を受賞した『Persepolis』というアニメ作品は、ちょっとだけ見た感じとーっても面白そう。モノクロでちょっぴりシュールな感じで注目です。アニメは見ないんだけどこれは見たいです。 ところで、昨日夜中にCATVでカンヌ映画祭授賞式を見ていたんですが、日本での司会者が別所哲也さんでした。やはり映画と言えば別所さんでしょー。ずーっと昔、WOWOWのアカデミー賞の授賞式の現地レポーターは毎年別所さんだったんですが、彼って結構すっとんきょうなことを真面目な顔でやっちゃうんだけど憎めないキャラが面白くって毎年楽しみだったのです。ある年から出演しなくなっちゃってたんですね。つまんなーいって思っていたところ、彼は地道に重要な活動を始めていたのです。今や誰もが知ってる映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル」ですが、これは別所さんが発起人となって1999年に始まったものなのです。ショートフィルムの面白さ、重要さ、若手の映画界への進出の場、巨匠の初期作品の再考、などなどショートフィルムへの注目と認知度を上げた功績を尊敬しています。今やアカデミー賞の公認映画祭として認められるまでとなり、別所さん、映画界への貢献度は計り知れない映画人ですね(相変わらずTVでは『ゴチになります』で99に突っ込まれるキャラのまま)。今年も6月からフェスティバルが開催されますが、今年はドイツ映画特集があるそうですよ。(別所さん本人談)これも嬉しいですねー。今年はカンヌのセレモニーマスターがドイツ人女優ダイアン・クルーガーだったし(スピーチではドイツ国民にメッセージを送ってましたね)、映画界もドイツに注目のようですね。 そうそう、先日当ブログで『Blow up』について熱い記事を書かせて頂きましたが、「ショートショートフィルムフェスティバル」のサイトのスタッフブログで関連記事を見つけました。記事の転用になってしまうのでここには書きませんが、私の大好きなブライアン・デパルマ監督のあの作品とつながってるっていう話。知らなかったー。さすが映画を愛するスタッフ。書いている方もブライアン・デパルマ監督がお好きのようで嬉しい発見に感激でした。 そーんなこんなで昨日(今朝)は4時まで授賞式を見てしまいましたが、別所哲也さんつながりで面白い発見まであってまだ興奮冷めやらぬ私でした。
by madonotabi
| 2007-05-29 00:16
| 映画
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