カテゴリ:映画( 51 )

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"This is it" is amazing!
映画ファーストデイの今日。マイコーの『This is it』を見てきた。
Michael is awesome!!
マイコーが13年ぶりにライブをすると知って、恐ろしい結果を想像してしまった方もいただろう。私もお膳立てされた舞台で立っているだけのような結果になっても仕方ないと思っていた。

しかし!しかし!マイコーは完全に復活していた!リハーサルでの彼は33歳くらいにしか見えない。完璧に絞った身体。ボイストレーニングをどこでやってたのか不思議なくらい高音も素晴らしい歌声。しかも!口パクじゃない!生歌だった。すごいすごすぎる。ヴィクトリア・ベッカムよりも肩のとんがったジャケットが似合っていた!赤いパンツが素敵!

ダンスの振りつけも完璧に入ってたしオーラもそのまま。バックダンサー達が選ばれた喜びで気合いがはんぱじゃないのだけれど、そのために出番じゃないときも舞台の下でマイコーの全てを見逃すまいとずっと見ている。だからマイコーも適当なことは出来ない。自分を見ている人の期待を絶対に裏切りたくないという気持ちから手を抜く事をしない。バックダンサー達の気合い200%のダンスの中にあってもマイコーのオーラは全然違う。立ち姿が全然別次元なのね。本当にぞくぞくした。

舞台の演出、バンドやコーラス、音の一つ一つテンポの一つ一つまで完全にマイコーが把握していて溢れ出るアイデアやこだわりを愛を持ってスタッフに伝えているところも面白い。とにかく誰も見た事のない新しい次元の物をみんなに見せようという気合いが心に伝わる映像だった。映画を見ていて、マイコーはここまで完璧に自分を戻せていなかったらツアーなんてしなかったんだと思う。人前で食べる姿も見せない彼が、納得できない姿で音楽をやるはずがなかったんだ。だからあそこまで、もう20代くらいまで自分を持って行ったんだ。それ故に薬漬けになってしまったのかもしれないけれど。。

この映画の素敵なところは、これは7月に行われるはずだった『This is it』ツアーのリハーサルを記録した最高のエンターテイメント映画であって、ありがちなマイケルメモリアル映画では全然ないところ。マイケルゆかりの人が思い出を語る場面は一切出てこないし昔の映像もほんの一瞬映るだけ。全編新しいツアーに望む超人マイコーの今を写すことに徹しているところがかっこいいと思った。

残念なのは衣装もマイケルのために特別な物が用意されていたみたいなのにそれも含めた完成系を誰も見る事が出来なかった事。本当に誰も見た事のない世界だったに違いない。マイケルは死によって完全に復活し永遠となった。これって皮肉だけれど幸せな最後だったように思う。

***

余談だけれどとにかくオーディションで選ばれたダンサー10人がいい味出してます。気合いがあふれちゃってもう微笑ましくておばさんは目が釘付け。それとブロンドギターのオリアンティちゃんが超クール!そんな楽しみもありつつ是非映画館の大きい画面で見てくださーい!
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AX
by madonotabi | 2009-11-01 21:37 | 映画
MILKで70'sを満喫。
f0016674_22321597.jpgGWももう少しで終わってしまいますね。遅ればせながら『MILK』を見てきました。人気がないのか夕方からしか上映がなくておまけにお客さんも少なかったです。空いているのは嬉しいですけどもっと多くの人にこういった事実を見てもらいたいのですが。。

さて、作品自体は実話ですからストーリーはだいたい知っていたので驚きはなかったもののさすがガス・ヴァン・サントのキャスティング眼力は世界一。ショーン・ペンはもちろんですがその周りの仲間達や敵側の人物、更にはデモの場面で何百人が映っているシーンの隅から隅まで、通行人にいたるまで素晴らしいと唸るほど顔や態度やファッションがぴったりきてる人たちのオンパレードです。おまけに画面の色と質が70年代の映画を見ているようにちょっと黄ばんで荒い質感になっていて、70年代がお好きな人にはたまらない出来になっています。

主役の後ろに映っている人たちをくまなくチェックするのがこの上なく好きな私は序盤に仲間が一人一人登場するたびに「あーぴったりぃ」と小躍り。その後群衆が映っても「上手い上手い」と一人納得の連続でした。ミルクを応援している人たちが映っているシーンと反ミルクのアニタ・ブライアントが映るシーンとでは後ろの人々の顔の雰囲気が全然違う!がらっと何かが違う。上手いです。そして実在の人物を参考にしているとはいえ、ガス好みの男子がいっぱい出てくるのも楽しい。ガスの映画には必ず天使みたな(けどなんか完璧じゃない感じ)男子が登場しますが、今回はミルクのカメラ店でバイトしていたダニー役(のちのカメラマン:ダニー・ニコレッタ)のルーカス・グラビールがそれにあたるかな?ジェームズ・フランコがおっさんになってゆく変化がまた上手い!ジェームズ・フランコは元々スパイダーマンに出てる割には何だか道をそれている感じというかメジャーが嫌いな感じが好きでしたが、もっと好きになりました。いや、この映画出ている人全員好きです。当時の服装、カリフォルニアのカストロ通りの雰囲気や文化、今でも延々と続く差別の背景を少しは理解する手がかりがいっぱいです。実在の人物が本人として数人出演しています。それをチェックするのも面白いかも。

私は、ショーン・ペンのアカデミー賞でのスピーチ"同性婚禁止に賛成票を投じた人は恥を知れ!"と同じ意見です。自分と違う何かが心の中で認められなかったとしても、法律的に他人の人格を禁止する票を投じることが何故できるのか。「自分の家族や友人にカミングアウトをした人がいたらプロポジション6に賛成なんてできないはずだ」ミルクのこの言葉を聞いて欲しい。最近、カリフォルニア州の同性婚を認める法律が撤廃されました。今の時代にそんなのあり?何かの間違いかと思いました。史実をもとにした映画を見終わると「今はそんな思いをしなくてよくなっているから現代に生まれてよかった」と思う事が多いものですが、ミルクの死後も何も変わっていない事実に愕然とします。自らも苦しみを経験しているダスティン・ランス・ブラックが『MILK』でアカデミー脚本賞を受賞した事が本当に嬉しいです。
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by madonotabi | 2009-05-06 00:55 | 映画
ど・も・あ・り・が・と
クイーン・ラティファを笑わせた男。加藤久仁生さん、おめでとーございます!

ショーン・ペン、ナイス!です。
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AX
by madonotabi | 2009-02-24 00:13 | 映画
フレンチ・ショートショートフィルム@FESTIVAL FRANCE GLAMOUR 
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日仏交流150周年を記念した、音楽・ファッション・フードで“フランスを体感できる仏政府公認フェスティバルが六本木ミッドタウンで開催中。4日間入場無料でコンサートや映画を楽しめます。私は、お目当ての「ショートショートフィルム・フレンチ版」を見に行ってきました。

フランスの若い監督の作品4点が上映されました。
Le Diner(初デートディナー)
Riden de Grave(異常なし)
Live From Death Row(死刑の実況中継)
Son of Avenger(お父さんは正義の味方)

私は「Le Diner」と「Son of Avenger」が気に入りました。特に「Le Diner」は最後胸がチクッとくる結末が。。ショートフィルムは1編が10分くらいで途中だれる部分もなく話が締まっていて好きです。ちょっと好きじゃないなーと思っても10分なら我慢できますし。。そういえば、横浜みなとみらいにショートショート専用シアターも出来たんですよ。ショートフィルムファンはチェックしてくださいね。

さて、この映画上映は8時からの予定だったのですが、会場は外なんです!東京も本格的に寒くなってきたので外で待っているのは辛いです。と思いつつその前のスケジュールの『GLAMOURライブ』も気になったので同行者とライブをチェックしに行ってみると。。。このおっさん。


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Sebastien Tellier(セバスチャン・テリエ)さんなんですけどー。説明ではフランス音楽業界のパイオニアとかエレクトロの先端をいく新世代シンガーでソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』のサウンドトラックで注目とか書いてあるんですけどー。もうなんかただの酔っぱらいのカラオケみたいで驚いたー。寒いからせめてのってさしあげたいのだけれど何曲やっても「これ1曲目が続いてるの?」みたいでした。おまけにPAさんの趣味なのかご本人の路線なのかメインボーカルの音がぜんぜん届いてこない!バックのズンチャズンチャばかりが聞こえてました。というわけで、途中で会場前のスタバに避難。偶然ステージ向きのソファーが空いたので温かいモカを飲みながら終わるのを待ってしまいました。お陰で次のショートフィルム上映中も特等席でゆっくり堪能できましたけれど。

4日間無料ですしこういうイベントは普段見られない映画やライブを見るチャンスです。よかったらスケジュールをチェックしてみては?ショートフィルムは終わってしまいましたけれど。でも、寒さのせいか情報がなかったのか、ショートフィルム見てるお客様はほとんどいなくて環境ビデオ状態。みんなセバスチャン目当てだったのか?えええーっ!セバスチャンはそれはそれで面白かったのでよしとして。せっかくなら映画も見て欲しかったな。そんな夜でした。
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by madonotabi | 2008-11-22 02:03 | 映画
ガスの新作が楽しみ
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ガス・ヴァン・サントがハーヴェイ・ミルクの最後の8年間を撮ったという新作『MILK』の出来がとてもよいそうです。ひっじょーに楽しみです。アメリカでは11月26日、日本では来週の公開とか。待ち遠しいですね。

***

それにしても夜は寒い!
だんだん忘年会の予定が入ったり、今年も終わりが近づいてます。
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by madonotabi | 2008-11-11 22:29 | 映画
雑談 映画パリ・ジュテーム
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見たい見たいと思っていて恵比寿ガーデンシネマまで行くのが面倒で見ていなかった映画「パリ・ジュテーム」をCATVで見た。うん、これは好きな映画だな。普段着の普通の人たちが出てくる映画。オムニバスのこの映画の1編の長さがちょうど良い。特に結末があるでもない終わり方も好き。それぞれの監督の特徴がたった5分に凝縮されていた。

私が好きだったのは、まずなんといってもガズ・ヴァン・サントのマレ地区。グリンダ・チャーダのセーヌ左岸。ウォルター・サレスの16区から遠くはなれて。トム・ティクヴァのフォブール・サン・ドニ。オリヴァー・シュミッツのお祭り広場。アレクサンダー・ペインの14区。というより、全部好きだったなあ。

(以下若干のネタばれあり)
ガス・ヴァン・サントは出演者も(よく見ると監督の他の作品、その他で活躍中の方達ですが)、話の落ちも、店の雰囲気も、走っている時に映る住人まで全て好みにばっちりはまった。ゆるい美形青年選ばせたらガス監督は天下一品。イライジャ・ウッドのエピソードは、世間では不評らしい?確かにそんな内容ではあるが、実際のところ映画の撮影という設定が後で判明するし不思議な感じが悪くなかった。普通の青年役の彼はとてもいい感じだったのでもっとこういう青年役をやって欲しい。そうそう、ルーファス・シーウェル出てたなー。好きだこの人。出てる人々みんな好きになる。そんな映画。

「16区から遠くはなれて」を見てて特に鮮明に思い出した映画があって、中学の頃、初めてフランス映画を偶然映画館で見て、(ゴダールとか当時はやったソフィーマルソーとかそんなメジャーな映画じゃ全然ない、多分何かの映画の同時上映のおまけだった気がする。)その主人公はパリ郊外の普通すぎる無機質なアパートに住んでいて部屋のインテリアの素っ気ないところや、小さいベッドや高級じゃない薄っぺらいリネンや着ているキャミソールや普通すぎるくらいどうでもいいような恋愛のストーリー、そうそう、特にかわいいでもない主人公も新鮮だし、みんなひょろひょろしているという体系すらなんだか新鮮だった。これ全てが、ある意味私に特別な美意識(?)みたいなものを目覚めさせたのを今でも覚えている。題名も忘れてしまったけれど誰一人有名人が出ているでもないこのフランス映画は今でも人生の思い出の一作である。その映画で感じた郊外の普通の人々の思いとか匂いがこの「16区から遠くはなれて」の主人公の通勤風景に漂っていた。こういう薄い郊外感と表現するようなものがとても好きなのだ。

パリを一人旅する普通のおばさんの旅のエピソードも、一人旅の多い自分がちょっぴり感じる孤独感と幸福感が現れていてくすっとさせられた。とてもいいお話。それ以外にもなぜだか泣いちゃったエピソードもあった。

2008年(日本では2009年)に今度はニューヨーク編が公開されるみたい。これまた楽しみなことです。でもまた恵比寿ガーデンシネマで公開かなー。ちょっと面倒なのよね。とにかく、こういう作品に出会えるのがなにより楽しい。更新さぼりまくりのmadonotabiでした。それでは、またー。
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by madonotabi | 2008-07-30 22:37 | 映画
ミリキタニの猫 DVD到着
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しつこいようですが、絶対お勧め映画「ミリキタニの猫」DVDを早速Amazonで注文。届いたその日にまた見て、笑って、泣いて、悲しくて、怒って、驚いた。

このDVDは本とDVDが一緒になっていてミリキタニさんのミニ画集になっています。
日本では昨年公開だったけれど今でも全国の劇場で上映が続いているのです。お近くの映画館に来たらご覧ください。もし、レンタルが始まったらぜひぜひ借りてみてください。

***

関係ないけれど、ついに恐怖の夏が来てしまいましたね。
早く秋にならんかなー。
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by madonotabi | 2008-07-07 22:10 | 映画
ミリキタニの猫 絶対お勧め映画!
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昨日、この映画について熱い記事を書いたのですが、知らない間に記事が消えてました!残念ながら同じことを書く気力がないのでこれだけ書いておきます。

ニューヨーク在住のミュージシャンnaoさんのブログで紹介していた映画「ミリキタニの猫」を飯田橋ギンレイホールで見てきました。

この映画絶対にお勧めです。
全ての日本人に見て欲しい。
DVDも発売になります。(7/4発売予定)
私は何度も見たいのでDVD購入するつもりです。

ミリキタニの猫公式HP
飯田橋ギンレイホールHP
飯田橋での上映は7/11まで。

最後に公式HPから映画の解説を引用させて頂きます。

2001年9月11日、世界貿易センターが瓦解する緊張状態のニューヨーク路上。騒然とした周囲をよそに、いつもと同じように平然と絵筆を動かしている男がいた。彼の名はジミー・ミリキタニ、80歳。カリフォルニアで生まれたが、第二次世界大戦中、日系人強制収容所に送られ、アメリカに抵抗して自ら市民権を捨てた。その時から彼の反骨の人生が始まった。戦後派、モダンアートのカリスマ、ジャクソン・ポロックに寿司やてんぷらを料理したとかがるが、彼の80年間には何があったのか・・・、そして彼の描く猫の絵に込められているものとは・・・



***

昨日はもう少し感想など書いていたのですが。。もう一度書けまへん。ごめんなさい。
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AX
by madonotabi | 2008-06-29 05:46 | 映画
雑記[カンヌ映画祭開会式]
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今年のカンヌ映画祭はまだ開会式しか見ていませんが、オープニングスペシャルゲスト、リッチー・へヴンスの「フリーダム」がかっこよかったー。声がめちゃくちゃ素敵。デニス・ホッパーものりのり。開会式はなんといってもこれがベストでしたねー。

今年も興味深い映画がいっぱいですが。ロマン・ポランスキーの『Roman Polanski: Wanted and Desired』が見たいし、マチュー・アマルリックが出てる『Un Conte de Noel』、ヴィム・ヴェンダースの『Palermo Shooting』はどうなのー?パティ・スミスにデニス・ホッパーだよー。うーん、でも日本じゃ相も変わらず単館上映ばかりでしょうねー。まあ近所のシネコンで上映しても味気ないですし我慢しましょう。

と、独り言で終わりです。
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by madonotabi | 2008-05-21 00:04 | 映画
愛おしき隣人
f0016674_23514458.jpg配給:スタイルジャム ビターズ・エンド
スウェーデンのロイ・アンダーソン監督の7年ぶりの新作です。

装飾性のまったくないペンキを塗っただけの壁の部屋。まるで共産圏のようなカーペット屋やバー。センスのない服装。厚塗りの化粧。狭いキッチン。ベランダからの景色。冴えない人々。ブラックユーモアと不条理。いやああ、こういうのがやっぱり好きだなー。

何度も出てくるバーがいい。日本じゃ絶対に流行らないでしょ?あの内装。でもあれが現実。おしゃれじゃない北欧。私の見たフィンランドの印象にも非常に近い北欧を象徴していました。今回の作品は完璧な出来とはいえないかもしれないけれど、ロックスターとの結婚を夢見る少女のエピソードだけでもこの映画の価値はあるかも。あのシーンが撮れるってことはロイ・アンダーソン監督を信じてゆける気がするというものです。

ミッケのギター。あなたの演奏最高よ。私もそう言いたい。
最高にいかした夢と現実を見られる。ローテク・スウェーディッシュ映画です。
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by madonotabi | 2008-05-04 00:06 | 映画



窓を探して旅に出よう。
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