窓辺の草花の選び方。 ピカピカの窓ガラス。 どんな人が住んでるか想像してごらん。 ミッテにて。 ***** ブログのタイトル「窓を旅する」の由来についてご質問いただきました。 ご期待には添えないようなくだらない理由ですが、今日はそれを書いてみたいと思います。 私は飛行機に乗って下を見たとき、美しい山や海や湖よりも”家”が見えたとき、そこに誰かが暮らしていると思っただけで涙が出ます。 毎回旅をするたび、飛行機から下を眺めては一生知り合うことのない誰かの暮らしを想像しています。 窓を見ると、誰かが生きているのを感じます。 素敵な窓のデザインを探しているのとも違います。 覗いてみる必要はありません、ちょっとだけ見えた電球や、本棚の上の方だけでもなんとなくその部屋に住む人を思うことが出来ます。 すぐそこに居るのに、同じ時間に生きているのに友達になることもないけれど誰かがいると分かるだけで幸せです。 私にとっての旅は、美しい海辺のリゾートでも、買い物でもありません。 私にとっての旅は、自分とは違う誰かがそこで生きていて、そこの暮らしを普通にしていることを確かめることです。 こういうと誤解があるかもしれませんが、私は日本に未練はありません。 嫌いとかではなくて、人生は1回きりです。せっかく地球に生まれてきたのだから、残りはたとえ暮らしにくくても、不便と感じてでもどこか別の国で生活し、可能な限り全ての国の習慣を知ってから死にたい。。 これは夢のまた夢ですが。 これからも私は世界中を流れ流れて普通のアパートや、家や、窓がある場所を旅することは間違いありません。「窓を旅する」とはそんな意味です。
by madonotabi
| 2006-02-07 00:58
| ベルリン
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